会局ラティハッサム【S14/最終50位】

構築記事

SVシーズン14で使用した構築を紹介します。

使用構築

構築経緯

ラティオスからスタート

 新解禁されたポケモンで最も使いたかったラティオスから構築をスタートしました。ラスターパージの性能とトリックにより崩しと起点回避が可能なアタッカーという点が強力だと感じたのでスカーフ型での採用を考えました。以前までのシーズンで使用していたカイリュー+ハッサムの並びがその性質に加え特殊アタッカーを必要としていたため、上手く組み込めそうだと思いここから構築を組みはじめました。

②③軸としてハッサム、カイリューを採用

 ラティオスを組み込む並びとして、クッションハッサム+鉢巻カイリューの並びを軸として採用しました。ハッサムの後攻とんぼ返りによる削りと対面操作により鉢巻カイリューで崩し、先制技により詰めていくのがメインコンセプトです。詳細は以下を参照いただけますと幸いです。
https://masterduel-deck-lab.com/mega-solar-beam.com/?p=208

④第2のアタッカーとしてブリジュラスを採用

 鉢巻カイリューを使用する上で、レギュレーションFにて追加されたブリジュラスの存在がネックでした。そこで、特殊方面の高火力アタッカーも欲しいと感じたため、アタッカー型のブリジュラスを採用しました。後発からカイリューの代わりに切り崩す役割に加えて、特性による行動保証で初手出しやストッパーの役割もこなしやすい点も評価点でした。

⑤ステルスロック対策として連撃ウーラオスを採用

 カイリュー、ブリジュラスともにステルスロックの有無で行動保証が変わるため、先発のステルスロック撒きに有利に立ち回れるポケモンが欲しいと感じました。そこで、メジャーなステルスロック撒きに有利が付きやすい連撃ウーラオスを採用しました。

⑥補完としてキノガッサを採用

 ここまでの並びで重いポケモンがトドロクツキやチオンジェンなどでした。そのためそれらの対策枠としてキノガッサを採用し構築を決定しました。



個体解説

①ラティオス

✓調整
155-x-115(4)-182(252)-130-178(252+)
アタッカー性能重視でCS特化
最速イーユイを意識しS補正

 CSスカーフラティオスです。使用率の高いポケモンにラティオスより速くて隙を見せたくないポケモンが多く存在したため、隙を減らすためにこだわりスカーフで採用しました。加えて、引き先のハッサムに一貫する悪技に対してスカーフと併せて刺していける波動弾+格闘テラスタルの構成で採用しました。水ウーラオスに有利なポケモンとして選出していきたいので、悪の場合でも対応しやすいのは便利でした。ラスターパージの追加効果やトリックによりスカーフ枠でありながら崩しや積みの対策を担いやすい性能が強力でした。
 技構成はメインウェポンの「ラスターパージ」、上述の「はどうだん」、積みの阻止と崩し意識の「トリック」に加えて「れいとうビーム」にしました。ランドロスを削り後発のブリジュラスの一貫を作ることがメインの目的でしたが、この構成の場合無効タイプが無い打点としても重宝しました。テラスタイプは悪タイプ意識の「かくとう」です。


②ハッサム

✓調整
177(252)-169(28+)-146(204)-x-103(20)-86(4)
HB:特化珠ミミッキュのA↑2テラスタルシャドークロー確定耐え
HD:特化サーフゴーのシャドーボールでオボン確定発動
A:無降りミミッキュ確定+α
S:速めのガチグマ意識で落とさず4振り

 HBベースのハッサムです。この構築で唯一のクッション枠で、後攻とんぼがえりによりアタッカーの有利対面を狙っていきます。クッションとなりながら、サイクル下での削りの如何によって剣舞バレットによるスイーパーに切り替えていく動きがメインになります。その動きを実現しやすい耐久厚めな調整でオボンのみを持たせました。レギュレーションFでは60族が増え、その近辺の抜き調整も見られたので、できれば抜いておきたいガチグマを意識しSは落とさず4振りにしました。
 技構成は、基本の動きを成立させる「バレットパンチ」、「とんぼがえり」、「つるぎのまい」に加えて崩し意識の「はたきおとす」です。テラスタイプは炎オーガポン対面でとんぼがえりを押したい場面があるので「ほのお」にしました。



③カイリュー

✓調整
167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)
アタッカー性能重視でAS特化

 AS鉢巻カイリューです。構築の軸で鉢巻+飛行テラステルによる高火力での崩しと先制技による縛りが主な役割となります。有利対面から自身で相手を崩し、1度クッションに引きしんそくによるスイープに切り替えていく動きがメインになります。ハッサム+カイリューは後発からカイリューを出す動きを想定した並びですが、この構築ではブリジュラスが崩し換算できるアタッカーなので、カイリューを雑に初手に出しても動きが破綻しづらく、対面性能高めな初手駒としても多く選出しました。レギュレーションFで追加されたブリジュラスが天敵で、安易に飛行テラバーストを打つとハッサムとの並びでは突破できなくなるので、取り巻きの選定とブリジュラスで詰まない選出、立ち回りは特に意識しました。
 技構成はメインウェポンかつ非接触が強力な「テラバースト」、先制技の「しんそく」、鋼を意識してブリジュラスへの打点になる「じしん」、ロトムへの打点とテラスタルを切らない場合を意識した「げきりん」です。テラスタイプはテラバースト用の「ひこう」です。


④ブリジュラス

✓調整
165-x-151(4)-177(252)-85-150(252+)
特性で行動保証があるのでCS特化
準速ウーラオス意識で最速

 CSハーブブリジュラスです。カイリューは持久力ブリジュラスで詰みかねないので特殊メインのアタッカーも欲しいと感じ、高火力特殊として高い性能があると思ったパワフルハーブブリジュラスを採用しました。電気テラス+エレクトロビームは無振りハバタクカミを高乱数で倒せる程度の火力であり、サーフゴーなどの電磁波をケアしつつ、あわよくば多くの中速ポケモンを上からワンパンしていくために採用しました。そのうえで頑丈による行動保証から事故が少なく、多様な型の存在からケアされづらい点も強力でした。カイリューと先制技以外同様の役割を持つため、初手、後手どちらも自然に出すことができ選出パターンの柔軟さにもつながりました。
 技構成はメインウェポンの「エレクトロビーム」、安定打点の「ラスターカノン」と流星群の方が強いと思いつつ命中安定を意識し「りゅうのはどう」、ハーブ消費後の鋼への打点を意識し「10まんボルト」にしました。テラスタイプは瞬間火力と電磁波ケア意識の「でんき」です。


⑤連撃ウーラオス

✓調整
175-182(252)-121(4)-x-80-163(252+)
襷で行動保証があるのでAS特化
最速ブリジュラス意識でS補正

 AS襷ウーラオスです。主にステルスロックを撒いてくるポケモンを意識した初手役として採用です。地面タイプに有利が付きやすいことに加えて、頑丈のブリジュラスに1回しか行動させない点からこのポケモンを採用しました。ブリジュラス入りに選出していくため、水流連打に持久力を受け出されてもケアが効くように剣の舞も併せて採用しました。ステロの抑止に加えて、攻め補完の面からもこちらのブリジュラスと相性が良く地面タイプや相手のブリジュラスにウーラオス意識の耐性テラスを切られた場合に、エレクトロビームで一気に崩していく動きは良く行いました。持ち物は構築上ハバタクカミに有利なポケモンが少なかったので気合の襷にしました。
 技構成はメインウェポンの「すいりゅうれんだ」と「インファイト」、先制技でイバンブリジュラスのケアができる「アクアジェット」、上述の「つるぎのまい」です。テラスタイプは火力意識で「みず」です。



⑥キノガッサ

✓調整
135-200(252+)-100-x-81(4)-122(252)
アタッカー性能意識でAS特化

 AS珠キノガッサです。ここまでで重いポケモンが鋼トドロクツキとチオンジェンだったのでマッハパンチとインファイトでそれぞれ処理できるこのポケモンを採用しました。併せて遅めのブリジュラスにインファイトを打てるように準速、トドロクツキが飛行テラスでも一応可能性が残せるように鋼テラス+岩石封じの構成で採用しました。ピンポイント対策枠で選出は控えめでしたが、ウーラオスの襷がケアされない場合がそこそこ多くあり役に立っていた気がします。高火力先制技を持ち、バレットと神速意識の鋼テラスに刺さるので選出した際の連携は取りやすかったです。
 技構成はメインウェポンの「タネマシンガン」と「インファイト」、先制技で無振りトドロクツキをワンパンできる「マッハパンチ」、飛行テラス意識の「がんせきふうじ」です。テラスタイプは飛行と妖耐性を意識し「はがね」です。



選出

・初手役 + ハッサム + アタッカー
+
 基本選出です。初手で事故が少なさそうなポケモンを選出しハッサムを挟みながらアタッカーの有利対面で崩しに行く選出です。全員を両方に当てはめることができますが、初手は行動保証持ち、アタッカーはカイリュー、ブリジュラス、ラティオスが担うことが多いです。

・ラティオス or ウーラオス + ハッサム + カイリュー
+ +
 ステロ撒きに対する選出です。ステロが無い場合に対応範囲が広いカイリューハッサムを強く動かすために、ステロ撒きに強めなラティオスやウーラオスを初手に出す選出です。ステロ撒きと対面しなくても上記の基本選出の形なので破綻なく動くことができます。

・対面選出

 行動保証持ちを多くを採用しているので、対面前提の選出をする場合もありました。ハッサムを選出した場合に崩しが足りなくなりそうな場合に行いました。



結果

TN:ドランシア 最終50位  最終レート2134



Special Thanks

・構築のアドバイスをして頂いたイカタコ様
・おでんねこ

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